本州最北端に広がる青い森―。

そこには住宅や家具に用いられる木材を育てる、
「杣そま」と呼ばれる山での営みがあります。
人の手が行き届いた、美しい山々から採れる良質なアカマツやスギ。
そんな青森県産材を用い、県内の木工所によって製作される
“家具以上、建築未満”の可動型ユニット、それが「SOMA」です。
住宅におけるリノベーション需要が高まる中で、求められる自分らしい空間。
ライフステージやスタイルに合わせ、空間を自由にレイアウトできる SOMA は、
新たな都市生活をデザインします。青森の美しい木々で彩る空間。
そこで感じる心地よい広さと、人のつながりを感じるあたたかさ。
SOMA がはじまります。

コンセプト

Concept

壁をなくして、こころをつなぐ、心地よい暮らし。SOMA青い森からのご提案です。SOMA青い森シリーズは「間仕切り」「収納」「可動」という3つの大きな特徴を持っています。

建物の中に、もう一つの動かせる箱を設けることによって、無限の間取りを可能するデザインで、ライフステージや生活スタイルの変化に応じて、自由に空間をリニューアルすることができます。そんな今までにない暮らし方をスタイリッシュなデザインと機能性を兼ね備えた商品としてご提案いたします。

SOMA青い森 家具 木製家具 間仕切り機能 可動式家具 組み立て式 収納付き キャスター付き おしゃれ

品質

Quality

国産材の活用ノウハウと空間デザインの専門家がウッドコンシェルジュとして、森から生活空間までを一貫でコーディネートし、林業、家具、リフォームに関する豊富な経験と確かな技術を持ったチームが製品開発及びサポートまでを行っております。

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Forestry

「青い森」は、南部アカマツ、青森スギ、青森ヒバの三大針葉樹や、日本屈指のバリエーションを誇る広葉樹群を育む豊かな森です。

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Wood

自然の恵みにより再生可能な地球環境に優しい資源である「木」は、人間にとっても最適な素材です。心身ともにリラックスできる香りはもちろん、温もりの感じられる触感、適度な吸音性、程よい調湿性や断熱性を維持するなど五感にも優しいさまざまなメリットを持ち備えています。また青森では寒い環境によりマツは松枯れすることなく健康に育ちます。

 
 
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プロジェクトの目的

Our Objectives

SOMA青い森プロジェクト(青い森マンションウッドリノベーション協議会)は、青森県で林業に携わるメンバーによりスタートした開発プロジェクトで、「森林保護と林業再生による地域活性化」および「豊かで心地よい都市生活の実現」を同時に目指しています。SOMAというプロジェクト名は、「杣(そま)」という文字から引用しています。古代、日本では木を植え育てて木材をとる山を杣山(そまやま)と呼び、山から木材を伐り出す人を杣人(そまびと)と呼んでいました。木とともに暮らす生活を意味する大切な言葉です。

森林保護と林業再生による地域活性化

日本人の生活やいのちを支える「栄養素と水」はすべて「山」から生まれ、田畑へ、そして海へと供給されることで保たれています。その豊かな山を適切に管理を施し(間伐)、切り出された木材を付加価値化することで、成り立つ「林業」は最も重要な産業といえます。
しかし、国産材が建材や家具材としてほとんど利用されなくなって久しく、日本の山林は必要以上の増大化と荒廃が進み続けています。
森林の活用策として、木を燃料とする方策もありますが、そのことによる建材として使われるべき木材の実質的な価格下落は、林業を魅力ある産業として継続するには不向きな要素をはらんでいます。
そこで、木材を使うだけでなく、森林再生のコストも含んだ付加価値ある活用方法を考え抜いた結果、多くの都市住民が暮らす場所(すなわち鉄筋コンクリート造のマンション)で活用しやすい「可動式大型家具による壁の無い暮らし」の実現だと考えるに至り、開発を進めてまいりました。
この付加価値化により、山林の保全(間伐)や再生(植林)を永続的に行う事で、林業を活性化させ、結果的に「日本の国土を安心・安全に未来世代につなぐ」という、向社会性を意識したビジネスモデルがこのSOMA青い森プロジェクトです。

 
 
SOMA青い森 家具 木製家具 間仕切り機能 可動式家具 組み立て式 収納付き キャスター付き おしゃれ

豊かで心地よい都市生活の実現

都市の暮らしが「物質的には豊かではあるものの、精神的に果たして豊かだろうか?」と問われる課題は、高度経済成長期から成熟期である現在まで幾度と語られながらも積み残しのままで、都市生活のストレス度はますます高まっています。核家族化した住まいの、さらに個室化された空間の中での孤独は、携帯機器が繋ぐ仮想現実の中であたかも解消されたかのようにありながらも、他者との絆はますます薄まり常に孤独と背中合わせの不安が高まっているのが実態です。適度なストレスは必要なものですが、不健康なストレスの蓄積は決して良い状況とはいえません。その社会全体が与え合うストレスを解消し、本来の人間的で安心した暮らしを支える基盤は家族の絆だと考えます。個室化の過が分断してしまった絆の再生のために、私たちは「木に囲まれながら、かつ壁のない家族暮らし」をご提案したいと考えております。
木製可動式家具が「壁としての部屋割り機能」「収納機能」を内在することにより、マンションのスペースはより広々と快適なものとなり、さらに家族の気配を常に感じることのできる暮らしを実現します。互いに息づかいを感じながらそれぞれの時間を過ごしながらも、一声をかけるタイミングの見つけやすい居住空間。「広々とした暮らし」と「こころのつながる暮らし」その両立の具現化を目指すのがSOMAの役割だと考えています。
私たちが考える、これからの社会の豊かさを示すキーワードは「シェアリング」です。無垢フローリングの上にSOMAの家具を置いた空間で、家族や仲間がそれぞれにくつろいでいるイメージしてみてください。ぜひSOMA青い森シリーズをご活用いただき「分かち合いとつながりの空間」をお愉しみください。

 
 
 
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プロジェクトの目的

Our Objectives

SOMA青い森プロジェクト(青い森マンションウッドリノベーション協議会)は、青森県で林業に携わるメンバーによりスタートした開発プロジェクトで、「森林保護と林業再生による地域活性化」および「豊かで心地よい都市生活の実現」を同時に目指しています。SOMAというプロジェクト名は、「杣(そま)」という文字から引用しています。古代、日本では木を植え育てて木材をとる山を杣山(そまやま)と呼び、山から木材を伐り出す人を杣人(そまびと)と呼んでいました。木とともに暮らす生活を意味する大切な言葉です。

森林保護と林業再生による地域活性化

日本人の生活やいのちを支える「栄養素と水」はすべて「山」から生まれ、田畑へ、そして海へと供給されることで保たれています。その豊かな山を適切に管理し(間伐)、切り出された木材を付加価値化することで、成り立つ「林業」は重要な産業といえます。
しかし、国産材が建材や家具材として利用されなくなって久しく、日本の山林は荒廃が進み続けています。
森林の活用策として、木を燃料とする方策もありますが、そのことによる建材として使われるべき木材の実質的な価格下落は、林業を魅力ある産業として継続するには不向きな要素をはらんでいます。
そこで、木材を使うだけでなく、森林再生のコストも含んだ付加価値ある活用方法を考え抜いた結果、多くの都市住民が暮らす場所(すなわち鉄筋コンクリート造のマンション)で活用しやすい「可動式大型家具による壁の無い暮らし」の実現だと考えるに至り、開発を進めてまいりました。
この付加価値化により、山林の保全(間伐)や再生(植林)を永続的に行う事で、林業を活性化させ、結果的に「日本の国土を安心・安全に未来世代につなぐ」という、向社会性を意識したビジネスモデルがこのSOMA青い森プロジェクトです。

 

国産木材活用

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豊かで心地よい都市生活の実現

都市の暮らしが「物質的には豊かではあるものの、精神的に果たして豊かだろうか?」と問われる課題は、高度経済成長期から現在まで幾度と語られながらも積み残しのままで、都市生活のストレス度はますます高まっています。核家族化した住まいの、さらに個室化された空間の中での孤独は、携帯機器が繋ぐ仮想現実の中であたかも解消されたかのようにありながらも、他者との絆はますます薄まり常に孤独と背中合わせの不安が高まっているのが実態です。適度なストレスは必要なものですが、不健康なストレスの蓄積は決して良い状況とはいえません。その社会全体が与え合うストレスを解消し、本来の人間的で安心した暮らしを支える基盤は家族の絆だと考えます。個室化の過が分断してしまった絆の再生のために、私たちは「木に囲まれながら、かつ壁のない家族暮らし」をご提案したいと考えています。
木製可動式家具が「壁としての部屋割り機能」「収納機能」を内在することにより、マンションのスペースはより広々と快適なものとなり、さらに家族の気配を常に感じることのできる暮らしを実現します。互いに息づかいを感じながらそれぞれの時間を過ごしながらも、一声をかけるタイミングの見つけやすい居住空間。「広々とした暮らし」と「こころのつながる暮らし」その両立の具現化を目指すのがSOMAの役割だと考えています。
私たちが考える、これからの社会の豊かさを示すキーワードは「シェアリング」です。無垢フローリングの上にSOMAの家具を置いた空間で、家族や仲間がそれぞれにくつろいでいるイメージしてみてください。ぜひSOMA青い森シリーズをご活用いただき「分かち合いとつながりの空間」をお愉しみください。

 
 
 

壁のない「つながり」
を感じる空間

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Project Members

私たちは、青森県内の林業および木材加工・施工業者、青森県林業研究所で構成され、製品開発を担う「SOMA青い森メンバー」と、開発された製品を都市部での販売を担う「SOMA青い森サポートメンバー」で構成される青森県産木材の都市利用推進プロジェクトチームです。

SOMA青い森メンバー
(青森県側・制作チーム)

  • 八戸市森林組合
  • 三八地方森林組合
  • 上北森林組合
  • 三八地域県産材で家を建てる会
  • 有限会社赤穂工務店
  • 風間ファクトリー
  • 有限会社木村木品製作所
  • 青森県産業技術センター林業研究所
  • NPO 法人フォレストリンク

SOMA青い森サポートメンバー
(都市部側・販売チーム)

  • アーバンシステム株式会社
  • 細田木材工業株式会社
  • 株式会社 FEM
  • kitokito
  • 株式会社COMEデザインラボ